今回は自分が実際にしている写真のバックアップ方法を書きます。
この記事は少し長くなってしまいました。
MacでiPhotoのアプリを使います。
iPhotoの写真をFlickrと同期させます。
Flickrは写真のSNSだと思ってください。
基本的に写真や動画をネット上に公開するためのサイトなので、その点は注意。
ですが、設定画面で写真を非公開にすることができます。
また、容量が1TBあるので、バックアップには最適です。
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Flickrに登録
まずはFlickrのユーザ登録をします。
Flickrにアクセス
http://www.flickr.com
「Sign up for Flickr」を選択します。
これが登録画面
FlickrはYahooの子会社なので、Yahooのアカウントでログインします。
日本のyahooアカウントではログインできません。
yahoo.comのアカウントを取得します。
アルファベットコードを入力して認証。
これでアカウントを取得しました。
最初の画面にもどってログインします。
今回はfacebookとの連携はスキップします。
これがホーム画面。
右上のマークにマウスを合わせるとアカウント情報が表示されます。
拡大
容量が1TBあることが分かります。
無料で1TBはすごい!
これでFlickrのアカウントが作成されました。
Flickrの設定を変更する
今回はバックアップが目的なので、非公開の設定にします
さきほどのアカウント情報の画面の「Setting」を選択。
これが設定の画面。
IDの情報は隠してあります。
デフォルトの状態だと、写真がネット上に公開されてしまうので、非公開の設定にします。
この後、iPhotoの設定方法も書きます。
iPhoto上で非公開の設定でアップロードすれば、非公開の状態でアップされると思うのですが、
念のため、ここでFlickr上でデフォルトの設定を非公開の状態にする方法を書きます。
Privacy & Permissions タブを選択します。
変更前の設定がこちら。
赤枠の部分の設定を変更します。
変更後の設定画面がこちら。
iPhoto上でFlickrの設定をする
写真をアップロードというよりは、iPhotoの写真と共有という感じ
iPhotoの画面。
ちなみにこれはルナのアルバムです。
環境設定から、「アカウント」タブを選択。
左下の「+」ボタンを押し、アカウントを追加します。
「Flickr」を選択して、「追加」を選択。
「設定」を選択。
Flickrの画面が開きます。
パスワードを入力して、ログインし直します。
右側の「NEXT」を選択します。
「OK, I’LL AUTHORIZE IT」を選択して、承認します。
これでiPhotoとFlickrの共有設定が完了です。
「your account」のリンクを選択すると、自分のFlickrの設定画面に移動します。
iPhotoと連携していることが確認できます。
iPhotoに戻り、環境設定を確認。
この画面になっていれば、連携の設定完了です。
左側のリストにもFlickrのアカウントが追加されています。
iPhotoでFlickrに写真をバックアップ(というより共有)
iPhotoで写真をアップロードする方法を書きます。(Flickrで新規セット作成)
今回は試しにルナの写真を何枚かアップロードします。
写真を選択し、右下の「共有」ボタンを選択します。
先ほど作成した、Flickrのアカウントを選択。
「新規セット」を選択。
ここで言う「セット」はフォルダだと思ってください。
写真をフォルダ分けするのに最適です。
「フォトストリーム」でもアップロードはもちろん可能です。
が、後で見づらくなってしまいます。
セット名を入力。
「写真を表示できるユーザ」は「あなただけ」にしてください。
そうすれば、非公開の設定でアップロードされます。
写真のサイズはせっかくなので、実際のサイズでアップするといいでしょう。
Flickrの容量が1TBあるので。
アップロードが開始されます。
完了したら、Flickrのページで写真を確認。
新しく「Luna」というセットが作成されました。
ちゃんと6枚の写真がアップロードされています。
既存のセットに写真を追加する方法
iPhotoからFlickrへ
先ほど「Luna」というセットを作成しました。
そこに写真を追加する方法を書きます。
iPhoto上で写真を選択し、
「共有」を選択して、「Luna」のセットを選択するだけです。
あとは同じように、ユーザとサイズ指定をしてアップロードします。
以上です。
※iPhotoから写真を削除する際の注意点
ちなみにこれはバックアップではありますが、共有という形でFlickrにアップロードしていますので、
iPhotoのアルバムから写真を削除すると、Flickrのセットからも写真は削除されます。
なので、iPhotoの写真とMacのiPhotoの写真は同一に保たれていると思ってください。
自分もそれで大量の写真がFlickrから削除され、ひどい思いをしました(笑)
⇒iPhotoで大量の写真を削除した結果です。。
Macの容量を節約したいのであれば、iPhotoを経由せずにブラウザ上で写真をアップロードした方が良いです。
上記にFlickr上でアップロードする際に非公開にするための設定方法を書いていますので、
その設定を行っていればデフォルトで非公開でアップロードされます。
最後の最後にこれを書いてしまって申し訳ないです。
でも最初に共有方法を書かないとイメージができないと思ったので、あえて最後に書いています。
まとめ
MacのiPhotoで写真をバックアップする方法でした。
Flickrはずっと前にアカウントは作成していたのですが、放置状態でした。
というのも以前は1ヶ月間に100MBしかアップロードできない仕様だったため、自分としてはあまり使い勝手がよくありませんでした。
(アップロードできる合計の容量は制限はありませんでした。)
Evernoteのような仕様だったのです。
Evernoteの場合はテキストの人がほとんどだと思います。
ですが、写真で100MBとなると一瞬で上限に達してしまっていました。
今回はアップロード期間に制限をなくし、1TBという容量の制限でリニューアルされてました。
すでに去年の話で、まったく気づきませんでした。。
今回のリニューアルで自分でもバックアップ用にFlickrを再開することにしました。
無料で1TB!
最高です!
Macユーザの方は是非参考にしていただければと思います。
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