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【あの世に聞いた、この世の仕組み】⇒死んだらどうなるんだろうと考えていたらこの本に出会いました。

死んだらどうなるんだろうと考えることは、同時に生きるためのことを考えることだと思う。

 

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あの世に聞いた、この世の仕組み 雲 黒斎

 

雲 黒斎さんはブログも書かれています。

僕はまだ半分ほどしか読んでいませんが、本書と併せて読むといいかも。

もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

 

結局のところ、死んだらどうなるのか?

結論からいうと、この本では死後の世界は書かれていません。

この本の流れは、筆者がセロトニン欠乏による記憶障害(うつ症状の一種)になり、それがきっかけで自分の守護霊と話ができるようになります。そこでの守護霊とのやりとりが書かれています。

基本的に非現実的なことばかり書かれています。記憶は脳ではなく魂が全て書き留めているとか、転生の話とか。

僕は理系人間なので非理論的な話はほとんどスルーしてしまうのですが、実際この世界の仕組みについて科学で解明されているのはほんの一部だということもあるので、信じる信じないは人それぞれ分かれると思います。

ただ、分かりづらい部分は図や自分にもわかるように言い回しをしているので、理解はしやすいと思います。

このエントリーでは僕が「なるほどね〜」と思った事を抜粋して書きたいと思います。

 

死後の世界については、冒頭にも記載したブログ「もっとあの世に聞いた、この世の仕組み」の「極楽飯店」の話がおもしろいと思います。ここでは、ある人が死んで、守護霊になるまでの物語が展開されています。(極楽飯店のリンク先は第1話になっています。おそらくこれも守護霊を通して聞いた物語だと思われる。)

 

夢や希望は追い求めてはいけない。引き寄せる。 

守護霊さんによると、この宇宙には法則があり、全てはその法則に従って現実をつくり出しているそう。

以下本書から抜粋>

おまえが何かを考えると、宇宙がそのまま反映し、現実をつくり出す。

この「そのまま」というのがポイントなんだ。宇宙は馬鹿正直なんだよ。機転が利かない。だから、おまえの思考そのままをつくり上げようとする。

おまえは、「守護霊さんともっと円滑にコミュニケーションをとりたい」と言った。だから宇宙は「守護霊さんともっと円滑にコミュニケーションをとりたい状況」をそのままつくっている。

わかるかい?「もっと円滑にコミュニケーションをとりたい」という言葉の裏には「いま私はうまくコミュニケーションがとれていない」という意味が含まれている。だから「うまくコミュニケーションがとれていない現実」がそのまま出来上がっているんだよ。 

もちろん自分に嘘をついていれば、真実の方が現実になります。心から思っていることが現実になるようです。

結局のところ、今までの自分の人生は確実に自分が選択してきたということ。これからも自分が思った通りの方向に確実に進んでいきます。

 

また、同じ章にはこんなことも書いていました。

「努力」は「自分を信じる力」になるんだ。「欲」を「目標」に変換することで、自分に嘘をつかずに夢へ近づくことができるようになる。

わかるかい?「◯◯が欲しい」という欲望は「◯◯が足りない現実」をつくってしまう。

一方、「◯◯に近づいている」という自信・革新は「◯◯が近づく現実」を引き寄せることにつながるんだ。

夢は追い求めてはいけない。引き寄せなさい。

 

最初の守護霊と会話ができるようになってから、最初の話がこれでした。

この話は「そりゃそうだよね。」というのが感想。

何かを実現している人は、実現させるためのことをやってきたから。

 

「過去」も「未来」も存在しない。あるのは「いま」だけ。

体はいつだって「いまのここ」にしか存在していないのに、気持ちはそこから離れて、「過去や未来」を見ているんだ。体と心がバラバラで一致していない。まさに「離脱」状態なんだよ。

読んで字のごとくだよ。「過去」は「過ぎ去った」ということだ。だから、もうない。

「未来」「未だ来ない」ということだ。だから、まだない。

実在するリアリティは、いつだって「いま」だけなんだ。おまえが存在しているのは、いつだって「いま」だけなんだよ。

なのにおまえと来たら、その「ない世界」にのめり込んだままで生活を送っている。過去の栄光にしがみつき、未来の心配に明け暮れ、昨日の出来事を後悔し、明日に希望を抱き。。。。

そうやって唯一の現実である「いま」を置き忘れて、「頭の中の世界」にはまり続けているんだ。 

このへんの話は終盤なので、ここまで読み進めるとこの世の仕組みにかなり詳しく(なったような感じに)なります。

「この世の仕組み」で大事なことは「いまここ」です。まさにそれは僕も思っているところ。

まあ、それがなかなかできないのが人間ですが。。

 

映画「マトリックス」はある意味実話

おまえが生きているのは「現実」じゃない。あの映画と同じように、マトリックスが描き出した「仮想現実」なんだ。あの映画はある意味「実話」なんだよ。

いまのおまえはマトリックスにつながれ、バーチャルリアリティを現実だと思い込んで生きている。おまえが見ているのは「ありのままの世界」じゃない。残念ながら、マトリックスによって書き換えられた「ゆがめられた世界」なんだ。

ここでの「マトリックス」が「自分の思考」になり、自分の思考によって仮想現実が作り出されている。「いまここ」にはない過去や未来のことで頭がいっぱいになり、一番大事な「いまここ(ありのままの世界)」が見えていない状態になってしまっている。

確かにそうかも。。と筆者は答えていましたが、確かに。。と僕も思います。

 

幸せになるには、何もしないこと

本当は「状況と幸せは無関係」だからだ。

しかし、人類はエージェントが仕掛けたこの洗脳にすっかり取り込まれ、「幸せにはそれ相応の因果が必要」という誤った認識を抱え「願望実現」という果てなき旅に出ることになったんだ。

夢を叶えるために、あるときは根性・努力、あるときは神頼み、あるときは占い、あるときはお祓い、あるときは苦行、あるときは先祖供養、あるときは思考のコントロール、あるときは感情のコントロール、あるときは退行催眠、あるときは幽体離脱、あるときはネガティブな観念の書き換え・クレンジング。。。。。

でも、このロジックは「幸せは、新たに手に入れる必要のあるモノ」という、根源的な過ちの上に成り立っている罠でしかないんだ。

幸せは「新たに手に入れる必要のモノ」ではなく、「すでに手にしているモノ」、 いや、「おまえ自身」なんだよ。

何かをする以前にすでに幸せなんだ。 

これは「幸せ」の観念が変わった部分でした。

自分が思っている幸せとは何かを考えるきっかけにもなりました。

ちなみにこの文章には注意点があり、「何もしない」というのは本当に何もしないという意味ではないみたいです。仕事しなかったら食べていけなくなるし。それは人としてだめですよね。

ここでの意味合いは「何者かになろうとするな」ということだそうです。

 

まとめ

自分の考えが変わる1冊でした。

最後の章(第11章 マトリックス)はなかなかの衝撃でした。おそらく自分が最後の章まで読み進めていて、脳がそっちの方向に進んでいたからというのも考えられますが。

このエントリーを書くまでにこの本は3回ほど読みました。(それくらい読まないと意味が分からない部分があまりにも多かったので。。) 

本の内容としては賛否両論ある内容だろうな〜と思って読んでました。

「宗教っぽい」という意見があると思いますが、もちろん宗教の話もたくさん出てきます。

(「宗教っぽい」と言う人に限って、宗教のことを全然知らないことが多いですが。)

ところどころに仏教やキリスト教の言葉が出てきますので、意味合いの勉強にもなります。

 

たまたま死んだらどうなるんだろう、と思ってダウンロードした本なのですが、どちらかというと幸せに生きるためのことを考えるきっかけになりました。

結局死後の世界はわかりませんでしたが、「いまここ」にある自分を大事に生きたいと思います。

 

 

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