【黒本 弐】高城剛さんという人と世の中の仕組みがよく分かる本

      2016/03/21

黒本の第2弾です。

1冊目と同じくかなり濃い内容になっていて一気に読めます。

1つの場所に定住せず、世界を旅しながら人生を謳歌している高城氏の考え方も、非常に勉強になります。

今回は幾つか引用させて頂きながら書評を書きます。

 

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黒本 弐

 

第1弾の書籍も読みましたが、第2弾も気になりましたので、Kindle版を購入しました。

基本的には第1弾と構成は同じく、QA方式になっています。

第1弾では紹介しきれなかったものがこの第2弾に組み込まれたとのこと。前回同様、かなり内容の濃いものとなっています。 

個人的には第1弾の方が、より日本の本当の姿が見える本になっていると思います。

 

全75項目あるQAのうち、いくつか引用

日本の超高齢化社会と年金制度についての項目です。高城氏曰く、日本の年金制度は事実上破綻しているとのこと。

(多くの方はやっぱりね。。と思うかもしれませんが。)

Q62

日本の高齢者人口は2050年に2.5人に1人になるみたいですが、年金制度は破綻すると思われますか?

その時の高城さんのシナリオと対策があればお聞きしてみたいです。

 

A

2050年もなにも、もう事実上破綻していると思いますよ。

いまは必死の延命工作をしているに過ぎません。なにしろ、肝心の財源が10年も経たずに3分の2まで減少しているのですから。

どこかで、何かのきっかけにドボンです。(この場合、世界経済の動向次第。ソ連の時はIMFと日本=時の経済大国が捻出)

モチロン、責任はうやむやにします。もしくは大きな物価変動により「事実上、意味をなさない」状態になるでしょう。対策は、個々で状況にあわせて対応する以外にないと僕はずっと思い、そのように発言しています。

 

Q63

日本の国民年金について質問させてください。今後、老後の金銭的な保障のために、日本の国民年金は役に立つと思いますか? 要するに、支払う価値があると思われますか?

私はうすうす価値がないのではと思っているのですが、やはり、不安もあり完全に国民年金の支払いをやめることができません。

A

これは、年金の支給額で考えなければいけない問題だと思います。ご質問にありますように「老後の金銭的な保障」をお考えでしたら、たとえ、満額支給できたとして、強度なインフレに陥ったら意味がありません。

現在、世界的にこの可能性は非常に高くあります。(QE等の歴史上考えられなかった金融政策により)。

また、国会答弁では年金に関して「百年は安心」といいながらも、一方で受給年齢を引き上げるという、すでに説明と行為が破綻しています。

運用は景気頼み(株価次第)ですので、世界経済が曲がり角に来たら、今度は「見直し」を発表するでしょう。なぜなら、「他者のせい」にできるからです。枕詞はもちろん「百年に一度の」ですよ!

 

年金制度にはまったく期待はしていませんでしたが、今後は「なんとかなるだろう」ではなくなってきますね。

上記にも書かれていますが、本当に自分でなんとかしなければいけない時代になってきていると思います。

 

スティーブジョブスの名言に触れたQAもありました。

Q49

自分は年少数億円の会社を経営していて、30歳そこそこにしてそれなりに収入があり配偶者も子供もいてそれなりに幸せなのですが、友達と言える友達がひとりもいないのが悩みです。

女性と話すのは 得意でしたが、結婚してからは罪悪感もあり女性とはどう接していいか分からなくなってしまいました。幼馴染みは大人になっていくにつれ価値観の違いが露呈し疎遠になっていきました。学生時代は友達ができず毎日ひとりで飯を食うのが辛かったです。

部下には信頼されていますが、ある程度緊張感を持って接します。仲間を作ろうとして異業種交流会などに行ってもロクなヤツがいないと感じますし、それなら社長どうしの集まりに行ってみれば、と勧められて行ってみたものの、どうにも胡散臭い「いかにも!」って感じの人が多く、仲良くなっても2、3回で会うのが嫌になってしまいました。

このSNS時代、影響をうけている著名人と交流を持とうと思えば持てると思うのですが、例えば高城さんにお会いする機会があっても「ファンです、著書読んでます」くらいしか言えないと思います。仲良くなろうと努力するのは相手からしたらうざいんだろうなぁという空気も読んでしまいます。

高城さんは、市井の人と仲良くなるのが得意で、大臣でも女子高生でも同じように話せると言われていましたが、どうやったらそういうコミュニケーション力を身につけられるでしょうか。

自分の人生で、一切友達を作る必要がなくここまで来てしまった感があるのがいけなかったと思いますが。

A

きっと、相手のことがすぐにわかってしまうほど、頭のいい方なのだと存じますが、もし、本当に友人が欲しいとお考えなら、一度バカになってみることです。

自ら率先して月夜に全裸で海に入って大騒ぎできる人になることです。そうすると、それに続く者が現れるものでして、きっとその人とはいい友人になれるでしょう。

気をつけなくてはいけないのが、バカと頭が悪いことはまったく別なことです。

最近、ツイッターを騒がせている頭が悪い行為がありますが、あのようなことを推奨しているのではありません。では、一体「バカになる」とは、どんなことなのでしょうか?

スティーブジョブスは「stay foolish」とスタンフォード大学の卒業生に強いメッセージを伝えました。

それは「小利口になるな!」ということだと僕は思います。

なんでもわかった気になって、実際にそうだとして、そんなことどうでもいいじゃないですか。バカになって日々楽しみましょうよ。知的であればあるほどなおさらです。

恥ずかしがらず、自分を丸出しにして、死なない程度にフリークアウトしてください!

そういうフリーキーな人は、異業種交流会ではなく、月夜の海辺なんかにいるもんですよ!

 

最初の社会の裏側のような項目があり、上記のような人間らしい生き方についての項目もあります。

スティーブジョブスの「stay hungry, stay foolish」についても触れていますね。この名言は本当に深いです。いろいろ考えさせられます。

 

まとめ

少し引用させていただきましたが、社会の裏側的な部分が気になるという方は、第1弾の方が多く書かれていると思います。

この本は是非とも多くの方に読んでもらいたい本です。

出版社を通していないKindle版なので、筆者が書きたいことがそのまま書かれている本です。こういうことをいろんな人知ることで社会はどんどん変わっていくのではないかと思います。

金額も1冊280円です。気になる方は是非。

 

 

 

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