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パクリジナルの技術

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著者の木下氏曰く、自分のアタマは信じない方がいい。

自分のアタマで考えるから結果が出ないのだ。

本書では木下氏が自分で実践してきた例をあげ、奇才の思考をパクリ、本当の自分と出会うための本です。

 

 

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パクリジナルの技術

 

 

本書は下記の章で構成されています。 

  • 第1章 自分のアタマで考えるから結果が出ない
  • 第2章 「パクリジナルの技術」で豊かさをもたらす方法 
  • 第3章 成長スピードが10倍速になる教わり方
  • 第4章 パクリジナルを続けると、あなたも奇才になれる
  • 第5章 豊かな未来を自分で創り出す

 

 

世界の成功者は他人をパクって成功した

 

 本書の帯にも書いてあります。

「スティーブ・ジョブス、孫正義、柳井正・・・。

 世界の一流は、みんなパクって成功してます!」

 

この言葉通り、本書の中ではこの3人が誰をパクっているのか一例をあげています。

 

ソフトバンクの孫正義さんは1990年頃に「タイムマシン経営」というキーワードを使い、

「日本よりも10年20年進んでいるアメリカの最先端の情報を日本に持ち込むことによって、

 タイムマシンに乗っているかのような優位性を持つことができる。」

と仰っている。 

 

ユニクロを率いる柳井正さんも同じです。

柳井さんはユニクロの商品を消費者に直接訴えるCMをナイキからパクりました。

 

アップル創業者である、故・スティーブ・ジョブスも同じです。

いまや誰もが活用するiTunesはナップスターのパクリ。

iPodを含めたシステムはキャサディ&グリーン社の「サウンドジャムMP(Sound Jam MP)」を買収、

開発者のジェフ・ロビンがアップルへ移籍することで出来上がりました。

 

この本では世界の奇才を例にあげ、パクった人物、きっかけなどが分かりやすく書かれています。

 

大事なことはその人が考えた「ビジネスモデル」ではなく、その「ヒト」にフォーカスすることです。

 

 

パクるものを間違えているのが現状

 

 では、一体誰をパクればいいのか?

本書ではシンプルに「奇才をパクれ!」と表現しています。

 

「奇才」⇒「奇妙な才能」と書くので、この世にはほとんど存在しない人たちです。

奇才と呼ばれるような人たちは当然ですが、学校では教えてくれてくれない4つの技術を活用しているようです。

それは、

  1. カンニング
  2. コピー
  3. フライング
  4. ハッタリ

 

木下氏はこれを総称して「パクる」と表現しています。

例えば学校でカンニングOKのテストがあった場合、カンニングするのは一番成績が良い子のテストをカンニングしますよね。

テストでは分かりやすいのですが、現実問題パクる相手を間違っているというのが現状のようです。

本書では具体的なパクる方法が書かれています。

 

まとめ

 

自分は直接木下氏とお話をしたことはありませんが、

セミナーに出たことはあります。

そこでは本からでは伝わらないその人の考え方を学ぶことができました。

 

奇才の思考をパクるには本を読むことも大事ですが、直接会えるのであれば実際にその人を見るのが一番効果的です。

この本には奇才をパクリ、それをオリジナリティーにまで昇華する方法が細かく書かれています。

 

ここで思い出したのが、自分が一番よく会う上位5人の年収の平均が自分の年収という言葉を思い出しました。

無意識的に会っている人の考えを、無意識的にパクっているのではないかと分かっていました。

だから普段の考え方、環境から変えていくことが重要です。

 

自分の場合は幸運にも奇才と呼ばれる人が近くにいるので、これを実践していこうと思います。

 

 

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