Windows版として書きます。
この方法を使えば、DVDの動画をiPhoneやiPadで見れるようになります。
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【Windows】DVDのデータをiPhoneのビデオアプリで見れるようにする方法
注意点としてまずコピーガードがかかっているDVDはリッピングできませんので、iPhoneに入れることができません。
なので、コピーガードがかかっていないDVDということが前提にありますので、ご注意を。
必要なソフト一覧
□Handbrake
⇒リッピングソフト
DVDから動画ファイルを自分のPCに保存するためのソフトです。
□iTunes
https://www.apple.com/jp/itunes/download/
⇒いつものソフトです。
iPhoneやiPadを同期することにより、iPhone内に動画を入れることができます。
まずはHandbrakeでDVDの動画ファイルを取り出します
DVDを入れた状態でHandbrakeを起動します。
すると下記の画面になるので、DVDのマークをクリックします。
DVDの読み込みが終わると下記の画面になります。
右側の一覧はリッピングする際の品質を選択することができます。
すこしファイルのサイズが大きくなりますが、「HQ 720p30 Surround」が妥当です。
下記の部分はファイルの保存場所になります。
今回はわかりやすく「Sample.mp4」とし、マイドキュメント内のビデオというフォルダを指定します。
ここはどこでもわかりやすい場所でOKです。
「Browse」ボタンで保存場所とファイル名を指定できます。
ここで注意点
DVDによっては字幕あり吹き替え言語などありますので、ここを指定することで選択した動画を取り出すことになります。
デフォルトでは言語⇒英語、字幕なしとなることがあります。
Handbrakeでは個別に指定し、取り出すことになりますので、それは下記のエントリーを参考にしてください。
【HandBrake 小技】字幕付きの映像ファイルを生成する方法
HandBrakeなら字幕バージョンがあるDVDから字幕つきの映像ファイルを生成することができます。 備忘録として残しておきます。
上記で色々指定したら、「StartEncode」 ボタンでスタートします。
ファイルの抽出を待ちます。
次にiTunesでiPhoneやiPadに同期すれば完了
処理が終わると、ビデオフォルダに「Sample.mp4」ができていることがわかります。
これをiTunes上でも表示がされるように、動画ファイルをiTunes用のフォルダにコピペします。
フォルダの場所は下記です。
⇒マイドキュメント>ミュージック>iTunes>iTunes Media>iTunesに自動的に追加
上記のフォルダはiTunesが自動的にファイルを判別して、ビデオやミュージック用のフォルダに振り分けてくれる場所です。
iTunesを起動していないと動作しませんので、注意してください。
上記フォルダからファイルが消えたら、ファイルが振り分けられたこととなるので、
iTunesで確認します。
あとはiPhoneやiPadをつないで、同期するのみです。
iTunes上で端末のアイコンをクリックし、「ムービー」を選択し、端末に入れたいムービーを選択し、同期すれば完了です。
※当然iPhoneやiPadの容量が足りない場合は同期できませんので、そのへんは調整するようにしてください。
これで完了しましたので、iPhone、iPadのビデオで動画を見ることができます。
まとめ
この方法のいいところはYouTubeなどと違ってデータ通信が不要という利点があります。
YouTubeなどではどうしてもデータ通信をして動画を見ることになりますので、キャリアのデータ通信を使って見る場合、
上限にいってしまうと低速になります。。
この方法は端末に入っているファイルを再生するだけなので、データ通信量を気にせずに動画を見ることができます。
自分はこの方法でiPadに動画を入れて、車で長時間移動するときなど子供の暇つぶし対策として使っています。
ぜひ、参考になれば幸いです。
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