前回Macを買取見積〜実際に売却までの流れを書きました。
今回は売却する前にやっておくべきことの一覧を書きます。(データ初期化などなど)
photo via : Andy
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AppleのHP内でも、Macを売却する前にやることのリストが書かれたページがあります。
上記ページを参考にしながら説明していきます。
簡単にリストにすると、やることは下の項目です。
- iTunesでコンピュータの認証を解除
- Macのデータをバックアップ
- Macを探すを解除
- OS Xを再インストール
では、順番通りに確認していきます。
iTunesでコンピュータの認証を解除する
この操作は売却するMacでしかできない作業なので必ず行うようにしましょう。他のMacからはできません。
操作自体はものすごく簡単です。
iTunesを起動し、メニューバーの【Store】を選択⇒【このコンピュータの認証を解除…】をクリックするだけです。数秒で終わります。
もしこの時に、既に売却済み or 故障しているなどの理由でMacの操作が難しい場合で、かつ既に5台以上機器を認証させているため、新しくコンピュータの認証をすることができない場合、【全てのコンピュータの認証を解除する】という方法があります。
まずは【アカウントを表示】を選択。
アカウント情報が表示され、【コンピュータの認証】の項目で、【すべて認証解除】というボタンがあります。
このボタンから今認証中の5台のコンピュータ全ての認証が解除されます。
ただ、これをやってしまうと、認証したいコンピュータを再度認証するということをそれぞれのコンピュータで行う必要があります。
また、この方法は1年に1回しか行うことができません。なので、この方法は最終手段だと思った方がいいでしょう。
Macのデータをバックアップする
これは外付けHDDなどにTime Machineを使うのが一般的でしょう。
もしくは手動で必要なデータのみバックアップすればOKです。
Macを探すを解除
iCloudの機能の一つでもある【Macを探す】です。
これをオフにしておきます。
設定⇒iCloudから確認できます。
ここの【Macを探す】の項目のチェックを外します。
もし使っているMacが操作できない状況の場合は、ブラウザ上でも操作ができます。(故障している場合など)
ブラウザ上でiCloudの情報を操作できるページicloud.com をSafariなどのブラウザで開きます。
【iPhoneを探す】のアイコンを選択。
すると、【〜を探す】機能がオンになっているデバイス一覧が表示されます。
インターネットに接続済みであれば、デバイスの場所がこのページで分かります。
ですが、ここにはもう売却するMacBook Airの項目がありますので、これを削除します。
【アカウントから削除】を選択すると、表示されなくなります。
この画面で使っているデバイスのみ表示されていればOKです。
OS Xを再インストール
この部分については過去のエントリーを参照して下さい。
OS X Yosemiteのクリーンインストールについて書いています。その途中まで行うことになります。
OSX Yosemite(ヨセミテ OSX10.10)をクリーンインストールする方法と注意事項 | itkhoshi.com
上記エントリーの【4.OS X Yosemiteを再インストールします】までの操作を行います。
その次の操作は初期状態からの設定なのですが、
OS Xを再インストールすると、コンピュータが再起動し、「ようこそ」の画面が表示されます。
この状態が初期状態になります。
なので、この後のシステム設定は行わずに、この状態で売却、譲渡を行います。
この画面で 「Command + Q」を押すと電源が切れます。
まとめ
以上が最低限やっておきたい売却 or 譲渡する際のMacの操作です。
ただ、冒頭にも書きましたが、普通の中古PC屋さんであれば、この操作を行ってくれるはずです。(査定金額に影響があるかもですが。)
ここに書いたことはそれほど難しくはありませんが、自分ではちょっと、、、という方は店舗に可能かどうか確認してみてもいいと思います。
ぜひ、参考になれば幸いです。
【参考】Macを売却または譲渡する前に | Apple サポート
【関連】以前使っていたMacBook Airを売ることにしたので、Macを見積もり〜売るまでの僕がとった行動をまとめてみた
【関連】OS X Yosemite(ヨセミテ OSX10.10)をクリーンインストールする方法と注意事項
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